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天地明察(3) 槇 えびし

天地明察(3) (アフタヌーンKC)天地明察(3) (アフタヌーンKC)
(2012/08/23)
槇 えびし

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冲方 丁の同名小説のコミカライズの第三巻。
歴史上の実在の人物、安井算哲(渋川 春海)が暦を作るために旅に出る物語(であってる?)

二巻では誤問を出した上、大恥かいて江戸を逃げ出すような格好の挫折を味わったわけですが、3巻では測量の旅において建部、伊藤という二人との交流が算哲の心を癒します。

なんかおっかない気難しいおっさんっぽいなぁとか思ってたら、えらい可愛らしい人らでしたw
なんか純粋ですね。
あのキラキラ顔とか、「あ~ここでそう(いい意味で)崩してきたかぁ」と顔がにやけて仕方が無い。
そして、そんな童心のような二人に、こわごわと強張っていた算哲の心が解きほぐされ、仲間となっていく様がとても微笑ましく心地よかった。

算哲は良き先達に恵まれたなぁと心から羨ましく思えました。
ただ、巻末の展開が少し物悲しいというか、これからの展開を存分に知らしめているわけですが。

二人の尊敬できる先達の夢、それを聞いてはいそうですかと流せるほど器用な青年ではないのです。
託された彼が笑顔で「頼まれました」と答えるあの清々しいまでの心地よさ。
しかし、彼はその思いの重さを分かっているのかと、少しだけ不安になります。

さて、次はどのような展開になるのか、楽しみです。

ちろり 2 小山 愛子

ちろり 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)ちろり 2 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
(2012/08/10)
小山 愛子

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時は大開港時代の横濱、海岸通りはずれにあるカフェ「カモメ亭」に働く優しいマダムと純朴な少女ちろりの心温まる日常の物語。

本屋の新刊棚で表紙を見て惹かれました。
・・・・殺伐とした物語ばかり読んでると、ついこういうのに手を出したくなります。
絵柄に派手さは無く、でもなぜか目を引き、興味を惹きました。

話の流れは日常の何気ないひとこまの中で、マダムとちろりが互いに相手を思いやって優しい時間を過ごすだけの、そんな単純なものです。

冒頭の年明けの話とか、ARIAのアリシアさんと灯さんのやり取りを想起させましたね。

姉妹とも、母子とも違う絶妙な距離感と、無音でありながらなぜか心に強く響く描写、表情があります。
背伸びの無い喜怒哀楽がありのまま傍で眺めているような気になりました。

まぁ、最後の異国の作家さんらしき女性の話だけ、やけにせわしなく煩い印象となりましたが、まぁ世の中色々な人がいますもんね。

一番印象に残ったのは、ちろりに惚れたらしく尋ねてきたどこぞのボンボン。
まぁいろいろあって凹みますが、帰り際の
「僕が凪のときに出直してきます」
の一言が良かった。
あれだけあたふたしていた少年が真正面から、相手をしっかり見て、落ち着いた表情でその一言を言う。
その中に込められた意志と、店に来る前と後での少年の成長が見られていいワンシーンでした。

まぁ、その後の残響の描写とか「あ~あるあるw」と朗らかに笑ってしまいましたがw

南鎌倉高校女子自転車部 2 松本規之

南鎌倉高校女子自転車部 2 (BLADE COMICS)南鎌倉高校女子自転車部 2 (BLADE COMICS)
(2012/08/10)
松本規之

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古きよき時代の風情を今に残す鎌倉を舞台に、自転車の魅力に取り付かれた少女達と自転車の織り成す心温まる物語。

昔、ちょこっとだけロードレーサー乗って一日で100キロとか走ってたことがあるので、自転車は好きです。
初めて時速40キロとかで走ったときの爽快感、流したときのハブの回転する軽いベアリング音と流れる風の心地よさは半端無いです。
なので、こういう自転車モノは時々つい手を出してしまうのですが。

自転車の描写が綺麗、鎌倉の土地とロケハンもよく、背景も綺麗に描きこまれている。
女の子達も可愛い子揃い。
何か文句ある?って出来です。

が、文句はある!!!

話の展開がぬるい!!!
キャラクターに全く厚みが無い!!!
テンプレのような表層を撫ぜる言葉ばかりで心に響かない。
つーか、キャラに心があるように感じられない!!!
「自転車って凄くいいよ」って言いたいんだろうけど、なんか強調しすぎてキツイ。
元イラストレータだからでしょうけど、絵は綺麗なんですけど、やたらキメ顔が多い。
背景の書き込みとか丁寧だけど、各コマの情報量が多すぎてページを捉えにくい。
etc

アオバ自転車店(初期)とか、同じ自転車漫画でも人情ドラマアリ、自転車ウンチクアリで凄くいいのに。

ただまぁ、鎌倉から湘南の海沿いとか、サイクリングしたいなぁ。
また自転車復活させようかしらとついぞ思ってしまう自分は、やっぱり影響を受けやすいんですね。

ほしのうえでめぐる 2 倉橋 ユウス

ほしのうえでめぐる 2 (BLADE COMICS)ほしのうえでめぐる 2 (BLADE COMICS)
(2012/07/10)
倉橋 ユウス

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いつかきそうな近未来を舞台に、軌道エレベータ建設とそれに関わる人々のエピソードをまとめたオムニバス形式の漫画です。

各話のキャラクターがそれぞれ活き活きしててなかなか面白い。
特に1巻冒頭の小崎めぐみと島田たけるのエピソードはなんかグッと心を掴んでくれました。
そんな二人が二巻冒頭で再登場。

中学の恩師に会いに行く小崎の過去話とか、ちょっとありきたりではあるけどいいですね。
結局会えずじまいだけど、それもまたちょっとホッとするようなカタルシスがあります。

本作、所々に伏線として張られていた宇宙人の存在とか、軌道エレベータ開発者の話なども出てきますが、結局何もわかりませんw
ただ、軌道エレベータと、それに関わる人々のちょっとしたエピソードを拾い上げた物語です。
そして、そんなキャラクター達がみんな何かしら知り合い繋がりというのは、こういう作品ではありがちですよね。
まぁそういう王道のエピソードだからこそ安心して読めるわけですが。
結局、それぞれの中で軌道エレベータを日常の一部、もしくは仕事の一部として意識している姿と、それが各ストーリーを繋ぐきっかけとなっているわけですね。

結局あの妙な委員会は何だったとか、メーテルっぽい人は何とか原田さんなんで町工場なんてやってんだとか、カラオケボックスの二人って何だったんだろうとか結構謎が残りましたが、小崎と島田がなんか腹立たしいほどハッピーエンドなので、まぁいいや♪

そんなお話でした

しくしくしくし (1) るい・たまち

しくしくしくし (1) (カドカワコミックス・エースエクストラ)しくしくしくし (1) (カドカワコミックス・エースエクストラ)
(2012/07/02)
るい・たまち

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”雨乞いのため、行く先々でボコられる神様”というAmazonの作品紹介文に興味を持ち購入。
そういえばちょっとかわいいアイアンメイデンでコスさせてたなぁとも思い出す。
単に同じ雑誌ってことで引用したのかと思っていましたが、「なるほど、作品の内容とボコられってところに共通点があったのか」とひとり納得したのですが・・・・・・・

内容は全然ボコられません。
それどころか、泣いている姿より笑顔の方が印象深いほのぼの4コマ漫画です。

DSC_0336.jpg
笑顔過ぎて燦々と太陽が降り注ぐ日照りに。


主人公の天神様つくしは素直で涙もろく一方で子供の面倒も見、相棒の稲荷に対して容赦ないツッコミをいれ、時には雷も落とす元気さです。
素直で頑張り屋な子はいいですねぇ(--)~♪

相棒稲荷と幽霊ヒナタ、物理少女アカネ(自称魔法少女)と、周囲を固めるレギュラー陣もそれぞれキャラが立っておりいいですね。
ただし、アカネはちょっと外しすぎてるのと空回り気味が目に付いてちょっと邪魔臭いw

あと、当初は喋るお面というだけだった稲荷が後半変身しすぎ。
もう少し出し惜しみしたほうが人間姿のありがたみがあるのですが。
前半と後半のギャップが激しいですね。
たぶん、人間形態で出した方が使い勝手良かったんだろうなぁ(--
DSC_0337.jpg

他にも各話毎に登場するサブキャラたちもそれぞれに個性的で良いです。

でもやっぱり呷り文句の「ボコられ」がどこにもないのは、広告に偽りアリです。
JAROに訴えられても文句言えませんよw
プロフィール

まんがにゅあ

Author:まんがにゅあ
毎日毎月必ず漫画を買ってしまう漫画中毒者。
本屋で何も買わずに出てくると凄まじい敗北感に襲われませんか? 襲われませんか、そうですか(´・ω・`)

特にマイナー路線好き。

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