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おいしい学び夜1&2 大井昌和

おいしい学び夜(1) (モーニングKC)おいしい学び夜(1) (モーニングKC)
(2011/10/21)
大井 昌和

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おいしい学び夜(2) (モーニング KC)おいしい学び夜(2) (モーニング KC)
(2012/05/23)
大井 昌和

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ちぃちゃんのおしながき繁盛記の帯にあった同作者の別作品。
こちらも料理ネタということで買ってみた。

内容はフリーライターの超理系バカ出雲が幼馴染のバカ野朗永島に連れられ、取材としてとある料理学校に入学するお話。
その出雲クンには最大にして最凶の欠点「刃物恐怖症」が存在した!!!

そんなわけで、刃物だらけの料理学校で日々包丁と向き合い気絶しつつ、クラスメイトとなった個性的な仲間とともに屁理屈理系青年が料理を通して成長していく(?)かもしれないストーリー。

同じ料理漫画のちぃちゃんのおしながきと比べると、向こうが色々な料理の華やかさで魅せるのに対し、こちらは料理学校らしく料理のいろはを魅せてくれる。

主人公出雲クンは理系オタク系で物静かで没頭型なので主人公として弱いのだが、純朴で真面目な性格から周囲に好かれている。おかげでがつがつ前に出るタイプではないが一応主人公として立派に中心にいる。

永島・・・・こいつウザイ

そして、周囲を取り巻く女性陣!!!
大井さんの作品の例に漏れず、美人でグラマラスな女性達。
特にメインを張る3人娘のおっとりお嬢様、知的美女、ガールズバーのメイドさんが三者三様に面白く主人公の背後を固めている。

永島? ・・・・・・うん、こいつウザイ

料理の先生や他の生徒も個性的でキャラが立っていますね。

永島!? ・・・・・・なんかウザイ


・・
・・・

ああもう!!! 大事なことなので3回も言ったけど、永島って奴がいる。
主人公の幼稚園からこれまでずーっと一緒の幼馴染、親友キャラ。
だけど空回りハイテンションがあまりにも空回り過ぎてウザイ。
女好きでそれしかないってところもちょっとキツイ。
どこか一瞬だけでも「こいつは、見ているところは見ている」みたいな描写があれば脇にいてもなるほどと思えるのだが、残念ながら2巻を終えたところでそれは無い!!!

とにかくウザイのだ!!!

みんな、4回も言ったから、彼には絶対注意すること!!!

さて、そんなこんなで2巻続けて読みましたが、コレはこれで気になる漫画です。
二巻のラスト、学園祭でクラスメイトの全キャラ紹介も終え、なんとなく淡白な出雲クンに何かしら主人公らしきモノが芽生えております。

彼がどんな形でこの料理学校を卒業するのか、はたまた卒業せずにサザエさん時空に捉われるのか、それは読んでいかないとわからないw

次巻を早く読みたいところです。




夏の前日3 吉田基己

夏の前日(3) (アフタヌーンKC)夏の前日(3) (アフタヌーンKC)
(2012/06/07)
吉田 基已

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goodアフタヌーン連載 吉田基己さん作の夏の前日第三巻です。

美大に通う孤高の学生青木哲生と、画廊の美しい年上の大人の女性晶とのもどかしく、美しく、そしてどうにも落ち着かない物語。

主人公の哲生と晶の関係は傍から見れば随分とただれている。
まるでヒモ。若奥様と学生の不倫にも見えなくは無いが、双方独身なのでそこはちょっと違うか。

どことなく周囲を突き放ち、自らを半ば追い込むように思い悩み絵に向き合おうとする哲生と、そんな彼の横顔を眺めることに惹かれた晶という構図。
一方で晶という大人の女性と触れ、理解者を得たことで揺らぎ始めた哲生と、そんな哲生に気高くいて欲しいと思いつつも、姉さん女房のように世話を焼く晶の関係は凄く微妙なバランスの上に成り立っています。
DSC_0308.jpg


三巻ではそんな哲生が初期の頃から憧れている「はなみ」という女性(話したこともない)に純真な憧れを抱きつつ、絵と「はなみ」と晶の間で右往左往している姿が描かれます。
そして、晶はというと「絵を描くときは晶のことは忘れる」と宣言する哲生に「あたしのことなんて忘れて」と返す。芸術家を支える女の鏡のような姿。
「自分から犬になるなんて許さない」なんていう毅然とした姿にグッときます。
DSC_0309.jpg


そして、絵を描くときだけは話したこともない「はなみ」のことを想う哲生。
同じ男ながら殴りたくなる。
この贅沢者!

そして、そんな「はなみ」とはラスト、思いがけない形で出会うこととなり、哲生は大きく揺さぶられ……
最後、「また夏がくる」の一言が重い。
この作品のタイトル、夏の前日が何を指すのか、なんとなく感じ取れると同時に、一巻の頃から作品の中で一年が過ぎ去り、それぞれの中に芽生えたものの存在と、何かに決着をつけなくてはいけないという雰囲気が強く感じられます。
なんとなく、次巻に大きな波が来そうです。
DSC_0315.jpg



絵はトーンを一切使わない描き込まれた描写で繊細な筆跡、とても儚い印象は作品の内容に合っています。
その一方でキャラの表情に時々凄い力強さを感じ、その時その時の心証を言葉とあわせグッと読み手に押し出してくる。

世界観はなんとなく一昔前の昭和の雰囲気。
主人公の哲生と友人森の学生生活や感覚は確実に現在の若者像ではないですね。
画廊の知的なショートヘアの美女晶が常に和服姿なのも、どこか現実味が無い。

濃厚なベッドシーンがあるので、お子様には見せられない。お子さんをお持ちの皆様はご注意を。
あと、なんとなくすっきりしない粘っこさがある一方で、どろどろの愛憎劇というわけではない、おそらく、純文学志向なのでしょう。
なのでそういう話が好きな人はお薦め。

なお、晶さんがいい女性すぎるので、それだけで読んでいる感じです。
ああいう女性に惚れられてみたいものです。


・・・・・・ああ、自分には無理だなw
プロフィール

まんがにゅあ

Author:まんがにゅあ
毎日毎月必ず漫画を買ってしまう漫画中毒者。
本屋で何も買わずに出てくると凄まじい敗北感に襲われませんか? 襲われませんか、そうですか(´・ω・`)

特にマイナー路線好き。

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